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応募要項
名古屋市 は、日本の中心に位置し、長い伝統と繊維、陶磁器、家具、輸送機器、情報機器など幅広い産業集積を持つ人口223万人の都市です。1989年には、デザインをテーマとする「世界デザイン博覧会」を開催し、あわせて「デザイン都市宣言」を行い、以来、デザインを核とする街づくりやデザインイベントを積極的に行ってきました。
「名古屋デザインDO!」は、才能を秘めた若いデザイナーの育成と交流を目指して、広く世界に向けて開かれた国際コンペティションとして企画し、2年ごとに行います。
毎回、時代や社会的な課題を反映したテーマを設定して、新たな価値観や提案を世界各国から募ります。 今回で6回目となる「名古屋デザインDO!」では、優秀作品を選び表彰するとともに、入賞者を名古屋で開催するワークショップに招待します。世界のさまざまな地域からの、多様な価値観をもつ人たちが出会い、交流を深めることは、極めて貴重な! 体験となりましょう。 また、入賞者は、将来的に名古屋のプロジェクトに参加できる可能性をもった「名古屋ブレーン」 (人材データベース) にも登録されます。
このコンペティションが若いデザイナーの登竜門となり、新しい活躍の場をつくる契機となることを願っています。若々しい意欲的な提案を期待しています。
1.テーマ
食べるということ
The Act of Eating
テーマ趣旨
今、あなたは誰と何を食べていますか?恋人とのデートでレストランのフルコース、家族全員揃っての夕食、それともファーストフードのハンバーガーを一人で食べていますか?
いつ、どこで食べていますか?お祭りやお祝いの宴。毎日の職場や学校でのランチ。はじめて訪れる土地で未体験の食べ物を目の前にしているかもしれません。あるいはそこは入院先の病室かもしれないし、もしかすると地震や洪水の災害にあって、避難先で非常食を食べていることだってありえます。難民キャンプや砂漠での食事、宇宙での食事まで想像してみてください。
どんなものを使って食べていますか?お気に入りの器。使い捨て食器。体の不自由な人や老人、病人のためのさまざまな道具。カトラリーや、箸、手を使っての食事など、毎日使っている食器や道具は各国様々ではないでしょうか。
あなたが食べているものはいったいどこから来 て、どこへ行くのでしょう?その食! べ物は本当に安全ですか?食に関する先端技術や品質管理に不安を持っていませんか?食べ残しや食品のパッケージなど、食べた後のゴミの行方も想像してみてください。今、そして未来のこどもたちのために守りたいものは何だと思いますか?
食べることは生物にとって最も根源的な行為であるとともに、大きな喜びです。あなたにとって豊かな「食」とはいったい何でしょう。美味しいものをひたすら探求することかもしれないし、日々自然の恵みに感謝して無駄なく食べることかもしれない。一方食べたくても食べられない苦しみもあります。貧しく飢餓に苦しむ人、老いや病気で食べる力が衰えた人、アレルギーで食事制限をしなければならない人、あるいはダイエットで食べることを我慢する人たちもいます。
食べることは記憶とつながり、伝統と文化を育みます。幼い頃のなつかしい味、「おふくろの味」を思い浮かべてください。あなたが暮らす土地の名物料理のルーツを知っていますか?世界にはさまざまな食の儀式があり、マナーも違います。食べるという行! 858;には民族や宗教、歴史や文化の違いから自然環境! 政治、& #25945;育などあらゆるものが結びついているのです。そしてひとりひとりの個性が表れます。
「食べるということ」は「生きるということ」。
「食べるということ」をあなたなりに解釈し、新しい視点のデザインを提案してください。
2.対象分野
あらゆるデザイン分野を対象とし、分野・部門などの制限はありません。既成のデザイン分野にとらわれない、テーマに即した斬新なデザインを求めます。
3.応募作品
新たに創作した未発表の作品に限ります。未発表とは、主催者による第2次審査結果発表の時点で、「製品化されていないこと」「新聞・雑誌・展示会等で公表していないこと」を指します。権利確保のための意匠広報への掲載は未発表として扱います。本コンペ以外への重複応募は避けてください。
※主催者による第2次審査結果発表より後の発表は自由です。
4.応募資格
40歳未満 の個人またはグループで応募することができます。
※2008年4月30日(水)(第1次審査用応募締切日)時点での年齢が40歳未満とします。グループの場合は、全員が40歳未満でなくてはなりません。
※このコンペティションの関係者、審査員それらの家族の応募、ならびに関係者および審査員のいずれかとの共同創作はできません。
5.応募点数
応募者1人(あるいは1グループ)につき1点とします。
6.公用語
このコンペティションの公用語は、日本語/英語とします。
7.審査
7-1.審査方法
このコンペティションの審査は、第1次審査と第2次審査の2段階で行います。第1次審査はホームページから、またはCD-Rで応募された作品を審査します。第2次審査は第1次審査を通過した作品を、パネルと、任意に提出される模型または実物などにより行います。
7-2.審査基準
テーマに対する適合性 ・ 社会的妥当性 ・ 独創性 ・ 革新性 ・ 機能性などが審査の基準となりますが、その詳細は審査員団により決められます。
8.審査員
審査員団は、第1次審査が5名、第2次審査 が5名で構成されます。
[ 第1次審査・審査員 ]
・ 水谷孝次 (アートディレクター) 日本
・ 秋田道夫 (プロダクトデザイナー) 日本
・ 伊藤恭行 (建築家/名古屋市立大学准教授) 日本
・ 佐藤オオキ (デザイナー/nendo代表) 日本
・ アストリッド・クライン (ディレクター/クライン・ダイサム・アーキテクツ) イタリア/日本在住
[ 第2次審査・審査員 ]
・ 水谷孝次 (アートディレクター) 日本
・ 安積朋子 (デザイナー) 日本/イギリス在住
・ アストリッド・クライン (ディレクター/クライン・ダイサム・アーキテクツ) イタリア/日本在住
・ 林磐聳(リン パン ソン) (グラフィックデザイナー/国立台湾師範大学美術系教授) 台湾
・ マイケル! 2539;ヤング (インダストリアルデザイナー) イギリス/香港在住
9.賞
9-1.賞金
・グランプリ・・・・・ 1点 200万円
・金賞・・・・・・・・ 2点 各50万円
・銀賞・・・・・・・・ 5点 各10万円
・入選・・・・・・・・ 15点程度 記念品
(賞金には税金が含まれています。)
9-2.ワークショップへ招待
グランプリ、金賞、銀賞の受賞者(グループ制作の場合は代表者1名)を、国際デザインセンターで行われるワークショップへ招待します。
※その渡航航空運賃・日本国内交通費・ 滞在費は主催者が負担します。ただし、現金での授与はできません。
〈ワークショップの! 内容〉
・ 2008年11月(予定)の約1週間開催します。
10.第1次審査用作品募集期
このコンペティションの第1次審査用作品受付開始日 は2008年4月1日(火)、応募締切日は2008年4月30日(水)です。
※日本時間4月30日(火)午後5時以後の受取りはできませんので、時差および送付期間を考慮に入れて、余裕を持ってご応募ください。
11.第1次審査用応募方法
11-1.出品手数料
応募に際しての出品手数料は不要です。
11-2.第1次審査用応募方法
第第1次審査に応募する場合、
(1)ホームページから応募する、(2)CD-Rで応募する、のいずれかを選んで応募できます。
(1)ホームページから応募する 場合
1回の送信で1作品の応募に限ります。応募作品1点につき、5ファイル以内でプレゼンテーションしてください。
●ホームページから応募する場合、必ずホームページ内の登録フォームを使用して下さい。
※データ容量及び送信エンコードに制限がありますので注意事項を厳守してください。([12]の注意事項を参照)
注意事項を逸脱しているものは受付けることが出来ません。この場合、受領の通知もできませんのでご了承ください。
●登録フォームに記入する言語は、日本語または英語に限ります。
●グループで応募する場合は、登録フォームの「応募者氏名」の欄に代表者1名を選んで記入してください。
(共同創作者の氏名も記入してください。)
●登録受付は日本時間2008年4月30日(水)午後5時受信分をもって終了しま! す。それ以降の受信はできませんので、時差および送信タイムラグを考慮に入れて余裕を持って送信してください。
※ご注意=締切日の直前になると、多くの応募が重複することが予測され ます。サーバーへのアクセストラブルが出る可能性もありますので、確実に 応募するためには、余裕を持って応募されることをおすすめします。
応募用登録フォームへ
(注)
応募用登録フォームは2008年4月1日(火)~4月30日(水) (日本時間)の応募期間のみ 入力が可能です。
期間外は入力できません。詳細は「ホームページからの応募」をご参照ください。
登録フォームの入力内容は、CD-Rで応募する場合の応募用紙と同様ですので、ダウンロードしてご確認ください。
(2)CD-Rで応募する場合
1応募作品1点につき、MacあるいはWindowsフォーマットのCD-R1枚の中に作品画像(5ファイル以内)+応募用紙テキスト・データを入れてお送りください。作品画像のファイル名に順番がわかるような番号をつけてください。
●提出メディアのフォーマット及び作品のファイル形式に制限がありますので注意事項を厳守してください。([12]の注意事項を参照)
●応募用紙フォーマットは下記からダウンロードできます。必ず作品画像ファイルとともにCD-Rに入れてお送りください。また、確認のため、応募用紙をプリントアウトしたものを同封して下さい。
●CD-R表面には、作品名と応募者名、ファイル数を、日本語か英語で必ず明記してください。
●応募用紙に記入する言語は、住所・氏名もすべて日本語または英語に限ります。
● グル! 12540;プで応募する場合は、応募用紙の「応募者氏名」の欄に代表者1名を選んで記入してください。
(共同創作者の氏名も記入してください。)
応募用紙をダウンロードする
12.ホームページあるいはCD-Rで応募する場合の注意事項
それぞれに異なる制約・規定がありますので、次の事項を必ず守ってください。
ホームページからの応募の場合 MacあるいはWindowsフォーマットのCD-Rの場合
提出メディア ●ホームページの専用登録フォームを使用して下さい。
JAVAスクリプトが有効な状態で送信して下さい。 ●MacあるいはWindowsフォーマットのCD-R
データ規定 ファイル形式 ●JPEG形式に限ります。Macの場合 は拡張子を確認して下さい。 ●JPEG 形式に限ります。Macの場合は拡張子を確認して下さい。
データ容量 1回の送信で1作品の応募に限ります。
●1作品は5ファイル以内でプレゼンテーションされており、1ファイル(画像)のデータ容量は、400KB以内とします。
●画像サイズは縦・横長い方の辺が800ピクセル以下となるように納めてください。 ●1作品は5ファイル以内でプレゼンテーションされており、1ファイル(画像)のデータ容量は400KB以内とします。また、1作品はMacあるいはWindowsフォーマットのCD-R1枚に収まらなければなりません。(JPEG以外の圧縮は不可)
● 画像サイズは縦・横長い方の辺が800ピクセル以下となるように納めてください。
提出書類 ● 登録フォームの記入(記入言語は日本語または英語に限ります) ●ホームページからダウンロードした指定の応募用紙(記入言語は日本語または英語に限ります)に入力したテキストデータを、作品画像とともにCD-Rに入れてお送りください。
※匿名性 : 応募作品の画面表面上には、応募者本人を判別できる一切の文字や記号を記入しないでください。
13.日程 第1次審査用作品受付期間
第1次審査
第1次審査結果の通知
第2次審査用作品受付締切日
第2次審査
第2次審査結果の通知
ワークショップの開催/表彰式・展示 2008年4月1日(火)~4月30日(水)
2008年6月中旬
2008年6月下旬
2008年9月9 日(火)
2008年10月上旬
2008年10月中旬
2008年11月下旬(予定)(国際デザインセンター)
14.応募作品の送付と保全
応募作品は、応募用紙とともに指定された締切日までに届くように送ってください。作品の送付にかかる費用は応募者の負担とします。作品受領前の輸送途中に起きた損傷等に関する責任は、応募者本人にありますので、必要に応じて保険をかけてください。作品受領後、主催者はその管理に関して万全の注意を払いますが、天災その他の不可抗力による事故、破損等については責任を負いません。送付された作品が、万一損傷していた場合は、その損傷の程度を応募者に連絡します。
15.第1次審査用作品と第2次審査用作品の同一性
第1次審査を通過した作品は、作品の完成度等をさらに高めて第2次審査に提出していただきますが、コンセプトやフォルムの大幅な変更は認められません。
16.作品の受領通知および審査結果の通知
第1次審査用応募作品 を受領した時は、その旨を下記の方法で応募者にお知らせします。
(1)ホームページからの応募
登録フォームの画面上で、登録が完了したら受付番号を表示します。
(2)CD-Rでの応募(郵送での応募)
文書またはE-Mailで応募者にお知らせします。
第1次審査結果は、応募者全員に文書またはE-Mailでお知らせします
電話などでの個別の問い合わせには応じられません。
17.受賞作品の発表
受賞作品及び入選作品は、すべて国際デザインセンターで開催される展示会で公開されます。又、作品集に収録し、インターネットのホームページ上に掲載します。
※第2次審査に提出された作品の展示、公表についての承諾は、あらかじめ第2次審査用応募用紙で応募者の意思を確認します。
18.作品の返却
18-1. 第1次審査用作品
第1次審査用作品は、お返ししません。
18-2.第2次審査用作品
第2次審査用作品は、返却希望者のみ展示会終了後6ケ月以内に、お返しします。ただし、グランプリ作品および金賞を受賞した作品はお返ししません。
※作品の返却を希望する場合は、第2次審査用応募用紙に「返却希望」と明記してください。ただし返送にかかる費用は応募者負担となります。未記入の場合はお返ししません。
19.諸権利
応募作品の著作権および工業所有権等に関する権利は、応募者にあります。したがって、これを保護する責任は応募者本人にありますので、出品の際は、必要に応じて意匠登録等の手続きを済ませてください。また、作品に他人の写真、印刷物を使用する場合、著作権の問題が発生しますので、特に注意してください。
なお、受賞作品と第2次審査出品作品の展示および出版に関する権利、その他主催者が発行、許可する出版・印刷物への掲載に関する権利は、応募者と主催者両方にあることを、応募者が本コンペティションに応募することにより同意したものとみなします。
20.その他 (欠格事項)
次の事項に該当する作品は、審査対象から除外され、あるいは受賞発表後であっても受賞を取り消すことがあります。
(1) 応募要項に反する作品
(2) 既発表のデザインと同一、または類似の作品
(3) 他の著作権、工業所有権等の侵害であることが明らかとなった作品
(4) 提出された作品について展示や出版物、インターネットなどで公表することを拒否するもの
21.第1次審査用応募作品の送付先
21-1. ホームページから応募する
必ずホームページ内にある登録フォームを使用して下さい。
www.idcn.jp/compe/
※登録受付は、日本時間2008年4月30日(水)午後5時受信分をもって終了します。
21-2. CD-Rで応募する(郵送応募)
下記住所まで送付してください。
〒460-0008 名古屋市中区栄三丁目18-1 デザインセンタービル6F (株)国際デザインセンター内
名古屋国際デザインコンペ事務局 (Tel.052-265-2105)
22.質問
22-1.応募要項についての質問
E-mailあるいはファックスで事務局までお問い合わせください。
電話によるお問い合わせは受け付けません。
22-2.お問い合わせ先
〒460-0008 名古屋市中区栄三丁目18-1 デザインセンタービル6F
(株)国際デザインセンター内 名古屋国際デザインコンペ事務局
●お問い合わせ用FAX. 052-265-2107
●お問い合わせ用E-Mail<designdo2008@idcn.jp>
23. 第2次審査用応募方法
第2次審査は、第1次審査を通過した作品の応募者のみ出品できます。
詳しい案内は改めて第1次審査通過者にお送りします。
23-1. 第2次審査用応募用紙
第2次審査用応募用紙は、第1次審査を通過した応募者に、審査結果通知とともに送付します。
応募用紙には事務局より通知された第1次審査の出品番号を必ず記入するとともに、必要事項を漏れなく記入してください。
23-2. 平面作品の場合 (グラフィックポスターなど)
サイズ:B1(1030mm×728mm)以内
縦長・横長自由 点数:5枚以内
※平面作品はパネルに貼る必要はありません。ロールの状態で送付可能ですが、作品が傷まないよう梱包にはご注意下さい。
※シリーズ作品などの場合、作品の裏側左上に、順番を示す番号を明記してください。
23-3. 立体作品の場合 (実物または模型など)
サイズ:梱包した状態で長さ1000mm以内 タテ+ヨコ+高さの和が1500mm以内
重量:梱包した状態で1梱包につき12kg以内
*立体とともに作品説明を平面で提出する場合 サイズ:A1(841mm×594mm)以内 縦長・横長自由 点数:5枚以内
※平面はパネルに貼る必要はありません。ロールの状態で送付可能ですが、作品が傷まないよう梱包にはご注意下さい。
※平面の裏側左上に、順番を示す番号を明記してください。
23-4. 映像作品の場合
下記のいずれかの形式で作品の再生所要時間は3分以内
(1) ビデオ形式のDVD-RまたはCD-ROM
(2) Flash PlayerまたはQuick Time、PowerPointで再生可能な形式のデータをDVD-RまたはCD-ROMで提出
*映像とともに平面の説明を提出する場合 [23-3] と同じ仕様で提出して下さい
23-5. プレゼンテーション用画像の提出
第2次審査は公開形式で行い、審査員及び公開審査参加者に対し、会場で大型スクリーン映写による作品プレゼンテーションを行います。提出する作品及び説明パネルの画像に、作品コンセプトや、創作プロセスなどを加えたプレゼンテーション画像をPowerPoint形式で作成してください。
23-6. 匿名性
応募作品の画面上および模型等の表面には、応募者本人を判別できる一切の文字、記号を記入しないでください。
23-7. 第2次審査締切日
このコンペティションの第2次審査用応募締切日は、日本時間2008年9月9日(火)午後5時必着です。
※ 第2次審査用作品の送付先および送付方法は、第1次審査通過者に連絡します。
主催 :
名古屋国際デザインコンペ開催委員会
構成団体 : 名古屋市/国際デザインセンター/中部デザイン団体協議会
名古屋国際デザインコンペ事務局 :
〒460-0008 名古屋市中区栄三丁目18-1 デザインセンタービル6F
(株)国際デザインセンター内
Tel : 052-265-2105 Fax : 052-265-2107
<만 40세 이하 응모가능>